種子島時尭女(伊集院忠棟前室)

生年未詳〜没年未詳12月29日<享年19歳>

<略歴>
「種子島家譜」”種子島時尭”項に出てくる女性。島津義久後室の同母姉。島津家の筆頭家老・伊集院忠棟の室となるが若死にしたと「種子島家譜」にはある。「諸氏系譜」伊集院氏を見ると伊集院忠棟には島津(吉利)久定女1人しか妻が記入されていない。若死にしたため記入漏れがあったか、後に忠棟が謀反の罪で惨殺されたため、島津義久とのつながりを隠すためにわざと伏せられたか。
「種子島家譜」には「法諱椿窓妙英大姉」とあるが、これは他の史料に見える島津忠良三女の法号と同じものであり、母親と混同されたと考えられる。


<年譜>
年度
(日本歴)
年度
(西暦)
年齢 出来事 出典
(年度不明) 誕生。父・種子島時尭、母・島津忠良女 「種子島家譜」時尭
弘治2頃 1556 両親が離婚
母・島津忠良女は種子島を離島
「島津氏正統系図」忠良三女
「種子島家譜」時尭
(年度不明) 伊集院忠棟と結婚 「種子島家譜」時尭
(年度不明)
12月29日
19 夭折 享年19歳 「種子島家譜」時尭

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