某女(”御料様”、島津義久室?)

生没年未詳

<略歴>
「上井覚兼日記」にはしばしば「御料様」と呼ばれる女性が登場する。島津義久の後妻とも思われるが、この当時13〜14歳で成人していた島津亀寿のことを指していたとしてもおかしくはない。なお後考を期す。


<年譜>
年度
(日本歴)
年度
(西暦)
年齢 出来事 出典
天正11
3月13日
1583 奥の御座にて島津忠平(後の義弘)と対面 「旧記雑録」後編1−1367
天正12
1月12日
1584 上井覚兼が島津家久の供をして奥に参上、その時御料様の接待を受け、家久持参の酒でお酌を直々に賜る 「旧記雑録」後編1−1386

ちなみに「上井覚兼日記」天正2年10月22日条にも「御料様」という人物が登場するが、これは文章の内容から島津義久次女(新城)を指していることが明白である。

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