高野山と島津。(おまけ)

こちらは島津家とはほとんど関係ないネタです(^^;)

高野山は難波から特急で約1時間半かかって「極楽橋」という終点の駅まで行き、そこから更にケーブルカーに乗ること5分、またそのケーブルカーの終点「高野山駅」でバスに乗り換えて5分というかなりとんでもない場所にあります。
高野山には島津家を初めとして諸大名が納骨や参詣のために詣でていますが、この電車に乗るだけで当時の苦労が偲ばれます、というかよく歩いて登ったよなあ(^^;)
上杉謙信は京都に来たときせっかくの機会だしついでに、とここへ登ったそうです。が、ついでに登れるような所ではありません。さすが電波のかった人はやることもひと味違いますヾ(--;)

では南海電車に乗り高野山へ出発。

天下茶屋駅で撮影 関西空港行き特急「RAPiT」

こちら側の電車も来るタイミングに重なり上手く撮影できなかったが、丸い先頭車両と真っ青の車両が特徴のおしゃれな電車である。それにしてもラピートの停まっているホームは和歌山方面行きでどんどん電車がくるのに対し、こちら(高野山行き)側の寂しいこと。来てもほとんどが「河内長野止まり」「橋本止まり」「泉北中央行き」…(T-T)

 高野山方面時刻表
これだけ見てるとめちゃくちゃ本数が多いように見えるが…(クリックすると高野山行き電車専用時刻表が表示されます)

そうこうしている内に電車が来ました。

「後部4両 橋本まで」という何気ない1行が、この後のとんでもなさを密かに物語る…
ちなみに後ろ4両切り離したら、この「快速急行」はたった2両編成になってしまう。

 南海+JR西日本橋本駅(2005/11/10撮影)
※左の写真はクリックすると別ウィンドウで拡大写真が見られます。
小春日和でいい感じである。ちなみにJR西日本和歌山線との乗換駅だが、和歌山や奈良に行く電車の本数は少ない(^^;)と言うことで乗り換えを考えている人は充分時刻表を確認するように。
ちなみに橋本駅はこのようにホームが3本もある大きな駅だが、南海高野線はここから極楽橋まで単線ローカル、JR和歌山線も同じである_(。_゜)/

南海学文路駅
「学文路」とかいて「かむろ」という。…難読文字の一つだろう。ちなみに受験シーズンになるとここの切符がお守りとしてかなり売れるらしい。学文路の次の駅「九度山」は真田昌幸・信繁(幸村)親子が改易後に蟄居したゆかりの地である。

南海上古沢駅 ※クリックすると大きな写真が別ウィンドウで表示されます
実はここで特急「こうや」との離行のため15分近くも待ちぼうけ。こんな駅なのに自動改札で駅員もいる。

 高野下〜紀伊神谷間某所
※クリックすると必殺うねうねカーブが写っている写真が別ウィンドウで表示されます

 ケーブルカー(極楽橋駅)
一寸分かりにくい写真ですが、この傾斜です。ケーブルカー自体が 階段 になっています。
如何にとんでもない場所に駅があるかと言うことで参考までに。
 (2005/11/10撮影)
懲りずに別の角度からまた撮ってしまった。年数が経ったからといって傾斜が緩くなるわけでも無い。年寄り泣かせの急階段。相変わらずとんでもないことに変わりはない。

ケーブル終点・高野山駅から橋本方面
木の間から遠くに見えるのが和歌山県橋本市です。南海電車はこの橋本から極楽橋駅まで9駅を40分(○。○)かけて登ります。※2005/11/10にいった際は連絡が悪く50分かかってしまいました(T-T)

こんな山奥なのに高野山の中心は…

 
ふつーの町です_(。_゜)/。銀行もさすがに都市銀はないですが紀陽銀行はあるし、郵便局もあるし、ちゃんとキャッシュコーナーも動いていたしヾ(--;)、道も平坦だし、かなり拍子抜けします。
 左側写真:金剛峰寺本堂から奥の院へ行く参道
 右側写真:高野山中心部からケーブルカー高野山駅を結ぶ参道 塔頭はまるで城郭建築。

そうそ。コンビニも一軒だけですがあります。

土産物屋じゃなくて コ ン ビ ニ ですから、と念押し(^^;)。ちなみにヤ○ザキデイリーストア(勝間屋)です。



…余りにも不真面目なネタばかり続いたので。
島津氏には関係ないですが、歴史に縁のあるスポットを幾つか紹介。→こちらをクリック

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