島津運久女(佐多忠成室)
生没年未詳
<略歴>
大永頃の女性。島津運久の次女で、後、佐多忠成に嫁いで1女2男を生んだ。佐多氏は忠成の祖父・佐多忠山が伊作久逸に属して戦死したという縁があった。
島津忠良の姉妹は政争に巻き込まれて夫が自害するという不幸な運命をたどった人が多いが、佐多忠成は島津忠良、貴久親子に厚遇され、佐多忠成と島津運久女の間の一人娘は島津忠将室となって重縁の仲となり、佐多氏の家格の向上に貢献した。
年度 (日本歴) |
年度 (西暦) |
年齢 | 出来事 | 出典 |
(年度不明) | 誕生 父・島津運久 母・新納是久女 | 「島津氏正統系図」 「諸氏系譜」忠良 運久次女 他頻出 |
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(年度不明) | 佐多忠成に嫁ぐ | 「島津氏正統系図」 「諸氏系譜」忠良 運久長女 他頻出 |
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(年度不明) | 忠成の長女(後 島津忠将室)を産む | 「諸氏系譜」佐多氏 忠成長女 | ||
永正14 | 1517 | 忠成長男・又太郎(後 佐多忠将)を産む | 「諸氏系譜」佐多氏 忠将 「本藩人物志」佐多忠将 |
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(年度不明) | 忠成次男・又六(後 佐多忠真)を産む | 「諸氏系譜」佐多氏 忠真 「本藩人物志」佐多忠真 |