あふち(おふち)
生没年未詳
<略歴>
慶応18年、徳川幕府の命により人質として江戸に行った島津御下・伊集院千鶴親子に同行した女房衆の1人。島津義弘から直接送られた書状もあり、女中衆の中でも腹心だったと考えられる。
序列から見て「薩藩先公貴翰」233に出てくる「おふみ」と同一人物と思われる。
年度 (日本歴) |
年度 (西暦) |
年齢 | 出来事 | 出典 |
慶長18 8月22日 |
1612 | 島津義弘から書状を送られる | 「薩藩先公貴翰」237 「旧記雑録」後編4−1038 |
|
慶長18 10月10日 |
島津義弘からの書状で御下親子への奉公を懇ろに頼まれる | 「薩藩先公貴翰」238 | ||
慶長18 年末頃 |
島津義弘からの書状で江戸での奉公ぶりを誉められる 特におちゃちと共に衣服での苦労ぶりを心配される |
「薩藩先公貴翰」243 |