京都東山・大雲院 境内見学 (2)

今回の目玉「祇園閣」へむかいます。
祇園閣は元々大雲院の寺院建築として建てられたものではなく、以前にここの土地を所有していた大倉財閥総帥・大倉喜八郎が伊東忠太に設計させて作った楼閣です。

通常寺の外から見ると という感じで、かなりの偉容(異様?)を誇っている建物です。

しかし、今回見学するために歩いていた渡り廊下から見ると
…全体見えません_| ̄|○

正面まで来ても


 …肝心の上の部分が切れてしまいました。
正面ぱっくり開いているところがどうやら入り口のようですので、入ってみます。
 神社チックというよりアジアンチックな狛犬 何で塔に狛犬なのかというつっこみは無しで
 祇園閣の横にあった建立記念碑 …内容はよく分かりませんでしたヾ(^^;)

祇園閣の内部は壁画(敦煌壁画を模したフレスコ画)の保存のため撮影禁止となっております。
ということで、壁画に問題のない一部のみチラ見せ
 たぶん?2Fの踊り場 ここから見える風景はこちら
踊り場の電球 昭和初期のクラシックなスタイル。
この電球の反対側に展望階(たぶん3F)へ行くかなり急な傾斜の階段

展望階に出ると…
 絶景。
 ちなみにこれは河原町御池方面

周りに遮る建物がないので、今では高層建造物とは言えない祇園閣ですが、かなりの光景が楽しめます。


相変わらずど下手な祇園閣展望階概略図
 ※数字をクリックするとそこから見える景色の写真を別ウィンドウで表示します



祇園閣から見える絶景を更に拡大ピックup
 八坂の塔(法観寺五重塔) ※上記図の3辺り

 霊山観音 ※上記図の2辺り

 大雲院の庫裏と思われます ※上記図の15辺り
おそらく、元々ここの所有者であった大倉家の別荘だった建物をそのまま流用した物でしょう。
ここは今回の見学対象外でした。残念。

祇園閣を降り、次に宝物と墓所を回ります。

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