平田備中守女(新納忠清室)

生没年未詳

<略歴>
天文頃の女性。新納分家で新納本家没落後に島津運久(忠幸)家臣となった新納忠清の妻となり、一子・久時を儲けた。
新納忠清は新納忠光の実子ではなく、新納忠祐の末息子で、島津運久夫人(新納是久女・常磐)の縁者に当たる。
実家の平田氏は後に島津家久(忠恒)に暗殺される平田増宗等を輩出したのと同じ一族と思われるが、備中守の詳細不明。


<年譜>
年度
(日本歴)
年度
(西暦)
年齢 出来事 出典
天文17 1548 忠清の長男・藤四郎(久時)を生む 「諸氏系譜」新納氏 久時
天文22
8月26日
1553 夫・忠清、市来龍雲寺で死去(享年未詳) 「諸氏系譜」新納氏 忠清
慶長12
9月11日
1607 長男・久時、綾(現宮崎県)において死去(享年60歳) 「諸氏系譜」新納氏 久時

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