金剛峯寺のご案内

非常に紅葉が美しい、金剛峯寺への参道。
標高が1000mの場所にあるため、大阪・京都より2週間は早く紅葉が進みます。
高野山内は杉等の針葉樹が多く、意外にも紅葉の美しいところはここと壇上伽藍ぐらいです。

金剛峯寺本坊
書院造りで、和歌山県の文化財に指定されています。
大きな屋根の上に巨大な桶が載っているのが特徴です。火事よけのおまじないなのだろうか…。

拝観は向かって右手(写真では切れて写っていないところ)に通用口があり、そこから登ります。
室内は「上段の間」「豊臣秀次切腹の間」など狩野探幽作と言われる襖が立派な書院造りの座敷がありますが、残念ながら室内の写真撮影は禁止されています。

蟠龍庭
本坊から廊下を渡って奥の方、新別殿の横に広がる雄大な枯山水の庭園です。
この新別殿で湯茶の接待があります。
新別殿でもらうパンフとお煎餅のセット

 真念廟 ※写真をクリックすると別ウィンドウで大きな写真が表示されます
本坊の裏山にある、空海の甥・真念の墓です。
真念は叔父の後を追って出家し、叔父の死後は高野山の維持に力を振るった僧侶と言われています。
廟の建物自体は寛永17年に建てられた物ですが、平成の修理に伴う発掘で骨壺が出土し、ほんとに真念の墓であることが明らかになりました。
平安初期の埋葬者が分かっている墓として結構重要かも知れません。

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