大田忠好女(大田忠角室)
生没年未詳
<略歴>
慶長頃の女性。父・忠好が奇病にかかり、一人娘だった彼女が薩州家分家・三葉忠継三男である忠角を婿養子として急遽後を継いだ。忠角との間に2男を儲けたが、その忠角が早世し、その後島津家分家・桂忠増と再婚し一女を儲けた。
父・忠好は島津義弘に供奉し、朝鮮出兵や関ヶ原の合戦でも活躍した武将であったために特別の温情が計られたらしい。
年度 (日本歴) |
年度 (西暦) |
年齢 | 出来事 | 出典 |
(年度不明) | 誕生 父・大田吉兵衛忠好(忠綱) 母・税所篤正女 | 「諸氏系譜」大田氏 忠好女 | ||
慶長8 1月19日 |
1603 | 父・忠好が突如奇病にかかり蟄居する | 「諸氏系譜」大田氏 忠好 | |
(年度不明 慶長14頃?) |
1609? | 三葉忠継三男・忠角を婿養子とする | 「諸氏系譜」大田氏 忠角 477 | |
慶長19 1月14日 |
1614 | 長男・松千代丸(忠服)を加治木で生む | 「諸氏系譜」大田氏 忠服 | |
元和2 3月5日 |
1616 | 次男・千代次(忠正)を生む | 「諸氏系譜」大田氏 忠正 | |
元和2 5月2日 |
夫・忠角が死去(享年27歳) | 「諸氏系譜」大田氏 忠角 | ||
(年度不明 元和2年以降) |
1616〜 | 桂忠増と再婚 | 「諸氏系譜」大田氏 忠好女 「諸氏系譜」桂氏 忠増長女 |
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(年度不明 〜寛永元) |
〜1624 | 桂忠増長女(後 平田宗乗室)を生む | 「諸氏系譜」桂氏 忠増長女 |