人名索引の注意

◎人物の採用基準

 「戦国時代の島津家に関係している女性」を取り上げています。
 一般的に戦国時代は
  応仁の乱(応仁元(1467)年)〜大阪夏の陣(慶長20(=元和元、1615)年)
 迄をさすことが多いですが、このHPでは”戦国島津氏の祖”(三木靖『戦国島津氏』新人物往来社より)とされる
  島津忠良の誕生年(明応元(1492)年)〜大阪夏の陣(慶長20(=元和元、1615)年)
 までに
 ・島津家に生まれた女性
 ・島津家に嫁いできた女性
 ・島津家家臣に生まれてきた女性
 ・島津家家臣に嫁いできた女性
 ・上記の女性達に関係した人(女中など)
 を取り上げる予定としております。 ま、予定は予定であって約束ではないので(オイ

難読姓名について

 昔の人は難しい読み方をする人が多いですが
 島津とて例外ではありません。
 というより、島津関係氏族は非常に難読姓が多いです。

 このHPの索引では一般的と思われる読み方からでも、正しい読み方に振るようにしています。
 (例)
   禰寝(ねね)→禰寝(ねじめ)
   上井(うえい)→上井(おわい)

 また、漢字が伝わっていてもルビが振られてないことがほとんどのため、読み方が判然としない人がいます。
 そういう人については『新選漢和辞典』(小学館)を参照して読みを強制的にふっています(そうじゃないとアイウエオ順に並べられないので…)。実際にその時代その人がそう呼ばれていたかどうかは保証できかねます。この点をご了承下さい。
 (例)
   川上久室→かわかみひさしげのつま
   伊集院忠女→いじゅういんただたかのむすめ

本名のはっきりしない人について

 昔の女性は本名の判明している人が 非常に少ない です。
 島津家は系図が他大名に比較して残っているため、まだましな方ですが、
 それでも分からない人の方が圧倒的に多いです。

 本名のはっきりしない女性の場合は、その父親名+「女」で項目を建てています。

 また、本名の分かっている女性に関しても父親名から検索が出来るようにしています。兄弟順に並んでいます。
 (例)
  島津義久女
   (1)島津義虎室(御平)
   (2)島津彰久室(新城、玉姫?)
   (3)島津久保室 後 島津家久室(亀寿)

 また、配偶者のいる女性の場合は、配偶者の名前から検索できるようにしています。
 (例)
  島津忠良妻→島津重久(成久)女

 出家後の名前・戒名が知られている女性の場合は、そこからも検索できるようにしています。
 (例)
  雪窓夫人→入来院重聡女


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