菱刈土用松(菱刈重時女、島津(大島)忠明室)
生没年未詳
<略歴>
大永〜享禄頃の女性、菱刈重時の次女。菱刈土用犬、重副の妹。島津出羽守忠明の妻となった。
夫・島津忠明は島津忠昌の家臣として相良氏と戦い、大口城を防衛したことで功績があったが、後に菱刈重州(重пjと相良氏の連合軍に攻められ戦死、一族もことごとく城で討ち死にしたという(「菱刈文書」菱刈氏系図 重пA「本藩人物志」菱刈重州)。皮肉にもこの重州は重副の息子なので、土用松の甥に婚家一族は滅ぼされたのであった。
年度 (日本歴) |
年度 (西暦) |
年齢 | 出来事 | 出典 |
(年度未詳) | 誕生 父:菱刈重時 母未詳 | 「藤原姓菱刈氏系図」菱刈重時次女 | ||
(年度未詳) | 島津忠明(後の大島氏祖)と結婚 | 「藤原姓菱刈氏系図」菱刈重時次女 | ||
享禄3 7月27日 |
1530 | 夫・忠明、菱刈重рノ大口城を急襲され、戦死。一族もことごとく戦死したという。 | 「藤原姓菱刈氏系図」菱刈重時次女 「本藩人物志」島津忠明 |